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08月26日-01号

  • "長野県民交通災害共済組合規約"(/)
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  1. 茅野市議会 2009-08-26
    08月26日-01号


    取得元: 茅野市議会公式サイト
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    平成21年  9月 定例会茅野市告示第171号 平成21年8月26日午後2時、茅野市議会9月定例会を、茅野市議場に招集します。   平成21年8月14日                          茅野市長  柳平千代一◯応招議員(18名)  1番  大久保功身       2番  矢崎利和  3番  北沢千登勢       4番  望月克治  5番  島立健太郎       6番  野沢明夫  7番  勅使川原はすみ     8番  堀  晃  9番  平林 安       10番  小平大亜 11番  宮坂武男       12番  両角光子 13番  吉田久明       14番  伊藤眞智子 15番  小平吉保       16番  柳澤源太郎 17番  細川治幸       18番  島立雄幸◯不応招議員(なし)          平成21年茅野市議会9月定例会会期日程┌────┬─────┬───┬──────────────────────┐│ 第1日│8月26日│ 水 │開会 先議案件-採決 議案説明(開議 午後2││    │     │   │時)                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第2日│  27日│ 木 │自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第3日│  28日│ 金 │自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第4日│  29日│(土)│自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第5日│  30日│(日)│自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第6日│  31日│ 月 │議案質疑-委員会付託(終了後、全員協議会) │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第7日│9月 1日│ 火 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第8日│   2日│ 水 │一般質問                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│ 第9日│   3日│ 木 │一般質問                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第10日│   4日│ 金 │自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第11日│   5日│(土)│自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第12日│   6日│(日)│自宅審査                  │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第13日│   7日│ 月 │決算大綱質疑-予算決算委員会付託(終了後、予││    │     │   │算決算委員会)               │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第14日│   8日│ 火 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第15日│   9日│ 水 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第16日│  10日│ 木 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第17日│  11日│ 金 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第18日│  12日│(土)│休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第19日│  13日│(日)│休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第20日│  14日│ 月 │休会(予算決算委員会)           │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第21日│  15日│ 火 │休会(常任委員会)             │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第22日│  16日│ 水 │休会(常任委員会)             │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第23日│  17日│ 木 │休会                    │├────┼─────┼───┼──────────────────────┤│第24日│  18日│ 金 │議会運営委員会               ││    │     │   │委員長報告-採決・閉会(開議 午後2時)  │└────┴─────┴───┴──────────────────────┘ 8月26日から9月18日まで24日間          平成21年9月定例会一般質問通告一覧表┌───┬───────┬───────────────┬─────────┐│ページ│ 発言者氏名 │    質問事項       │ 発言を求める者 │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│ 67│15番    │1 教育現場に新聞を教材として│教育長      ││   │小平吉保   │ 用いることの可能性について │         ││   │       │2 道徳を基本においたポイ捨て│市長、部長    ││   │       │ 防止条例の制定について   │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│ 81│6番     │3 市と社会福祉協議会の役割に│市長、部長    ││   │野沢明夫   │ ついて           │         ││   │       │4 県消防広域化について   │市長、署長    ││   │       │5 薬物乱用防止教育の取組みに│教育長、次長   ││   │       │ ついて           │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│ 96│13番    │6 メール等による提言・意見等│市長、教育長、部長││   │吉田久明   │ の投稿提言者への対応について│         ││   │       │7 茅野市の行財政改革の取り組│市長、部長    ││   │       │ み状況について       │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│109│12番    │8 郷土芸能「エーヨー節・天屋│市長、教育長   ││   │両角光子   │ 節」を市の文化財として指定を│         ││   │       │ することについて      │         ││   │       │9 茅野市での森林税の活用はど│市長、部長    ││   │       │ のようになっているか    │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│119│9番     │10 通学費補助制度と金沢地区か│市長、教育長、次長││   │平林 安   │ らの長峰中学校への通学方法の│         ││   │       │ 改善について        │         ││   │       │11 指定管理者制度の運営適正化│市長部長    ││   │       │ について          │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│134│7番     │12 新型インフルエンザへの対応│市長、部長    ││   │勅使川原はすみ│ について          │         ││   │       │13 新たな公共交通システムの早│市長、部長    ││   │       │ 期実現について       │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│153│8番     │14 8月8日の集中豪雨による災│市長、部長    ││   │堀  晃   │ 害の被害状況と対策について │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│162│2番     │15 市街地を中心とした豪雨・防│市長、部長、署長 ││   │矢崎利和   │ 災への対策について     │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│172│4番     │16 就学援助金の支給について │市長、教育長   ││   │望月克治   │17 国民健康保険の一部負担金減│市長、部長    ││   │       │ 免制度の積極的な活用について│         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│188│3番     │18 高齢者クラブのこれからの方│市長、部長    ││   │北沢千登勢  │ 向性に対する市の考え方につい│         ││   │       │ て             │         ││   │       │19 熟年体育大学事業の検証と今│市長、教育長、部長││   │       │ 後の展開について      │         ││   │       │20 市内の新生児・障がい児に配│市長、部長    ││   │       │ 布する「どんぐりカード」の進│         ││   │       │ 捗状況について       │         │├───┼───────┼───────────────┼─────────┤│203│14番    │21 豪雨災害から市民の安全を守│市長、部長    ││   │伊藤眞智子  │ る施策の充実について    │         ││   │       │22 市民・消費生活・多重債務相│市長部長    ││   │       │ 談の充実について      │         ││   │       │23 ヒブワクチンの接種に補助金│市長、部長    ││   │       │ 制度を設けることについて  │         │└───┴───────┴───────────────┴─────────┘          平成21年9月定例会決算質疑通告一覧表┌───┬─────┬────────┬──────────┬───────┐│ページ│発言者氏名│  発言事項  │    要旨    │答弁を求める者│├───┼─────┼────────┼──────────┼───────┤│221│14番  │1 明細書 P13│負担金、補助金のあり│部長     ││   │伊藤眞智子│  節別集計表 │方について「補助金等│       ││   │     │ 19 負担金補助│に関する基本方針」を│       ││   │     │ 及び交付金  │うけて、20年決算にど│       ││   │     │        │のように反映されてい│       ││   │     │        │るか、又その内容が「│       ││   │     │        │茅野補助金等交付規│       ││   │     │        │則」を改正する考えは│       ││   │     │        │ないか。      │       │└───┴─────┴────────┴──────────┴───────┘        平成21年 茅野市議会9月定例会会議録(第1号)---------------------------------------平成21年8月26日(水曜日)---------------------------------------    議事日程 平成21年8月26日(水曜日)午後2時 開議日程第1 会期の決定について日程第2 会議録署名議員の指名について日程第3 議会招集のあいさつ日程第4 先議案件上程--提案理由説明-質疑--討論--採決     議案第51号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少について     議案第52号 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少について     議案第53号 長野県民交通災害共済組合を組織する地方公共団体数の増加及び長野県民交通災害共済組合規約の一部変更について     議案第54号 茅野市等公平委員会委員選任の同意を求めることについて     議案第55号 茅野市教育委員会委員任命の同意を求めることについて日程第5 議案一括上程--提案理由の説明     議案第48号 市道路線の認定について(宮川高部地籍)     議案第49号 市道路線の認定について(玉川菊沢地籍)     議案第50号 市道路線の廃止について(宮川高部地籍)     議案第56号 諏訪南行政事務組合規約の一部変更について     議案第57号 茅野市営駐車場条例の一部を改正する条例について     議案第58号 茅野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について     議案第59号 茅野市景観づくり条例について     議案第60号 平成20年度茅野市一般会計歳入歳出決算の認定について     議案第61号 平成20年度茅野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第62号 平成20年度茅野市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第63号 平成20年度茅野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第64号 平成20年度茅野市ふれあいの里特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第65号 平成20年度茅野市国民健康保険診療所特別会計決算の認定並びに剰余金の処分について     議案第66号 平成20年度茅野市水道事業決算の認定並びに剰余金の処分について     議案第67号 平成20年度茅野市下水道事業決算の認定並びに剰余金の処分について     議案第68号 平成20年度茅野市泉野大日影財産区特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第69号 平成20年度茅野市豊平下菅沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について     議案第70号 平成20年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計歳入歳出決算の認定について日程第6 諮問案件     諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第7 報告案件     報告第8号 専決処分の報告について     報告第9号 平成20年度健全化判断比率及び賃金不足比率について     報告第10号 株式会社ベルビアの経営状況について日程第8 請願・陳情(別紙付託表)---------------------------------------   本日の会議に付した事件議事日程と同じ---------------------------------------◯出席議員(18名)  1番  大久保功身       2番  矢崎利和  3番  北沢千登勢       4番  望月克治  5番  島立健太郎       6番  野沢明夫  7番  勅使川原はすみ     8番  堀  晃  9番  平林 安       10番  小平大亜 11番  宮坂武男       12番  両角光子 13番  吉田久明       14番  伊藤眞智子 15番  小平吉保       16番  柳澤源太郎 17番  細川治幸       18番  島立雄幸---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名 市長       柳平千代一  副市長      立石良忠 教育長      牛山英彦   企画総務部長   長田博文 市民環境部長   赤羽正義   健康福祉部長   中村安志 産業経済部長   山崎博美   都市建設部長   牛山澄人 教育次長     浜 惣一   消防署長     牛山佐一 会計管理者    小池六左エ門 庶務課長     伊東松英 財政課長     宮坂高幸   企画課長     北沢 健 選挙・監査・公平        農業委員会          原 吉司            両角一夫 事務局長            事務局長 監査委員     牛山武明   監査委員     北原國男---------------------------------------◯事務局出席職員氏名 議会事務局長   田中久充   議事係長     平澤精一 議事係主査    北沢賢一   庶務係主査    宮坂佳樹        午後2時 開会 ○議長(島立雄幸) ただいまから平成21年茅野市議会9月定例会を開会いたします。--------------------------------------- ○議長(島立雄幸) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △日程第1 会期の決定について ○議長(島立雄幸) 日程第1、会期の決定について、議会運営委員長から御報告願います。 議会運営委員長。        (議会運営委員長 両角光子 登壇) ◆議会運営委員長(両角光子) それでは、本日より9月定例会を開催するに当たりまして、議会運営委員長報告を行います。 去る8月24日、議会運営委員会を開催し、9月定例会の運営について審議いたしました。 日程と内容につきまして説明をいたしますので、配付されております会期案をごらんいただきたいと思います。 会期は、8月26日から9月18日までの24日間です。 本日8月26日は、議案27件の説明、請願1件、陳情6件につき委員会付託が行われます。 8月27日から8月30日は、自宅審査となります。 8月31日は、議案質疑と委員会付託を行います。終了後、全員協議会を開催し、市側の案件及び議会側の案件を御協議いただくことを予定しております。 9月2日、3日は一般質問を行います。今回の通告者は11名です。1日目6人、2日目5人を予定しております。質問、答弁とも簡潔明瞭にお願いをいたします。 9月7日は、決算大綱質疑、予算決算委員会付託、予算決算委員会を行います。 9月8日から9月13日は、自宅審査となります。 9月14日は、予算決算委員会を行う予定です。 9月15日、16日は、常任委員会をお願いいたします。 9月18日は、議会運営委員会を開催し、午後2時より開議、委員長報告と採決を行い閉会となります。 以上、9月定例会の会期案でありますが、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま議会運営委員長から報告のありましたとおり決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、会期は本日から9月18日までの24日間と決定いたしました。 議会運営委員長、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第2 会議録署名議員の指名について ○議長(島立雄幸) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長から6番、野沢明夫議員、7番、勅使川原はすみ議員を指名いたします。--------------------------------------- △日程第3 議会招集のあいさつ ○議長(島立雄幸) 日程第3、議会招集のあいさつをお願いいたします。 市長。        (市長 柳平千代一 登壇) ◎市長(柳平千代一) 本日、9月定例市議会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 天候が不順であったこの夏でございましたが、秋の気配とともに晴れ間の広がる日がふえ、おくれてきた暑さにようやく稲穂も膨らみを増してきたようでございます。 夏の間は、広がりが少ないものと考えられておりました、新型インフルエンザでございますが、8月に入り急激に感染者が増加しております。8月19日には、厚生労働省から流行期に入ったとの宣言が出され、秋から冬と見られておりました感染拡大が、予想以上に早く訪れたようでございます。 感染者が増加するにつれ、今回の新型インフルエンザが通常の季節性インフルエンザよりも重症化する危険性が高いこと、これもわかってまいりました。 茅野市では、4月28日に対策本部を立ち上げ、新型インフルエンザの動向を注視してまいりましたが、最近の急激な流行を受け、各世帯あてに注意を呼びかけるチラシを作成し、配布いたすとともに、感染防止用備蓄品、具体的には消毒剤、マスクなどでございますけれども、その払い出しを決定したところでございます。 うがいと手洗いを必ず丁寧に行っていただくことが基本でございます。重篤な事例も出てはおりますが、過度に動揺する必要はないと思います。急な発熱とせきやのどの痛みなど感染が疑われる場合には、かかりつけ医、または保健所に電話をして御相談いただき、冷静な対応をしていただきたいと思います。 さて、8月18日に衆議院議員総選挙の公示があり、8月30日の投開票に向けまして活発な選挙活動が行われております。期日前投票の出足も大変順調であるとのことでございます。私たちの意思を国政に反映させることのできる大切な選挙でございます。すべての有権者に投票をしていただくことをお願い申し上げます。 今回の選挙では、各政党ともマニフェストを掲げ、政策を訴えて支持を求めております。ややもすると政権の行方にのみ関心が向きがちでございますが、掲げられたマニフェストを吟味し、その約束がきちんと実行されるのかも見きわめてまいりたいと思います。 このマニフェストにおきましては、どの政党も地方分権への取り組みを大きな柱としております。そのときどきの政権の重要課題とされつつも、さまざまな障壁に行く手をさえぎられてきた地方分権・地域主権への取り組みが、国政の場で政策として競われ、一層進展することを期待したいと思っています。 多様化する住民ニーズにこたえるためには、サービスを必要とする住民の声を迅速また的確に施策に反映させなければなりません。それができるのは、その地に暮らす住民みずからが施策の策定に参画することができ、施策の実現にかかわることができる、身近な地方自治体をおいてほかにはないと思います。地方分権・地域主権が今必要とされていますのは、住民みずからがみずからの生活の場を、みずからの意思によってつくり上げていくことのできる地方自治の役割が、より大きく求められているからであります。 地方自治の本旨は、団体自治と住民自治であると言われております。地方公共団体が行う団体自治が、どれだけ住民の意思を反映し、どれだけ住民の参加を得て行われているか。即ちどれだけ住民自治によって行われているか、地方自治の本質的な価値はここにかかわっていると思います。ですから、地方分権は、地方自治体に権限や財源を移譲するだけでは、住民にとって余り意味のあるものとはなりません。身近な地方自治体である市町村に移された権限や財源を、住民みずからの行動によってまちづくりにつなげることができる、その仕組みがあってこそ真の意味での地域主権が実現できるものと私は考えております。 茅野市におきましては、公民協働で取り組むパートナーシップのまちづくりを進めておりますが、この取り組みは茅野市のまちづくりを市民の皆さんみずからが実現する仕組みであり、このまちづくりの理念と手法をさらに進め、すべての市民の皆さんお一人お一人がまちづくりに参加していただくことが、茅野市における地域主権実現への道筋であると考えております。 この理念と手法を茅野市のまちづくりの基本である、総合計画の策定に生かした取り組みが、茅野市民プランの策定でございました。市民委員と行政職員を合わせ総勢195名の皆さんにより、延べ90回にわたる会議を経て総合計画審議会、議会の審議をいただいて策定した計画でございます。 本年度から茅野市民プランに基づく予算策定を行い、本格的に茅野市民プランに基づく施策の実施に取り組んでおります。現在、第2次福祉21ビーナスプラン(茅野市地域福祉計画)、また第2次どんぐりプラン(茅野市こども・家庭応援計画)、茅野市食育推進計画、茅野市地球温暖化対策実行計画など、市民プランの実現を図る上で重要な位置づけとなる計画の策定が、市民の皆さんの手によって進められております。 第2次福祉21ビーナスプランの策定では、「茅野市の21世紀の福祉をつくる会」の障害福祉部会、高齢者保健福祉部会など12の部会において、第1次計画の評価と第2次計画における課題の整理などを行い、第2次福祉21ビーナスプラン策定委員会への提言に向けて議論を重ねていただいております。 また、今回の計画では、市内の地区、区・自治会における地域福祉の浸透を図るため、地区地域福祉行動計画の策定を並行して進めていただいております。7月には、他地区に先駆けて宮川地区の地域福祉行動計画が策定されておりますが、ちの地区においては、区単位での計画策定が進められ、他の8地区においても策定委員会などが立ち上がり、計画策定に向けて取り組みを進めていただいております。これらの地区地域福祉行動計画を含めて、年度内には第2次福祉21ビーナスプランとしてお示しをしたいと考えております。 第2次どんぐりプランの策定では、子育てや学校・保育園など各分野の代表の方による第2次茅野市こども・家庭応援計画策定委員会が立ち上がり、第2次計画案の策定が進められております。策定委員会では、「0123歳」、「幼児・学童期」、「思春期・青年期」の3部会に分かれ、第1次計画の検証と今後の課題について議論を重ねていただいております。今後、多くの市民の皆さんのお声を取り入れながら計画策定を進め、同じく年度内には、第2次どんぐりプランのお示しをしたいと考えております。 茅野市食育推進計画は、豊かな自然環境の中で、茅野市の特性を生かした安全、安心なものを生産、加工、流通、消費のつながりから考え、健全な食生活を実践できるよう、食の自己管理能力を身につけたり、さまざまな分野と連携を深めつながりを持つ中で、市民の生涯にわたっての身体と心の健康を増進すること、これを目的として策定するものでございます。 現在、食にかかわる各分野の代表の皆さんにより計画策定委員会が設置されるとともに、「地域の食文化(元気もりもりワーキング)、二つ目として、望ましい食生活(食習慣ワーキング)、三つ目として、食でコミュニケーション(楽しく食べる)」の三つのワーキンググループも立ち上がり、市民アンケートの実施、課題・目標などについての議論を進めていただいております。ちなみに、三つのワーキンググループの頭文字をつなげますと「ちのし」となります。 この計画につきましても、年度内に策定しお示しをしたいと考えております。 茅野市地球温暖化対策実行計画につきましては、各方面で活動されております市民の方や各分野の専門家の皆様により、茅野市地球温暖化対策実行計画策定委員会を設置し、計画策定を進めていただく予定でございます。現在、委員会の立ち上げに向けて準備を進めるとともに、議論のたたき台となる素案づくりを進めているところでございます。 福祉21ビーナスプランやどんぐりプランにつきましては、市民の皆様とともに計画策定を行い、策定に携わっていただいた市民の皆様が中心となって、計画の実現を図っていただいております。食育推進計画や地球温暖化対策実行計画につきましても、同様に公民協働の取り組みを実践していきたいと考えています。 また、過日「縄文プロジェクト構想(案)」を練り上げるべく、庁内にプロジェクトチーム・ワーキンググループを立ち上げました。 市民プランでは、茅野市の目指す将来像を「人も自然も元気で豊か 躍動する高原都市」と定めました。そして、将来像実現のためのまちづくりを、自助、共助、公助の概念に基づき、市民総参加による「みんなでつくる みんなの茅野市」を方針とし、市民みんなが主役となってやる気あふれるまちをつくるための「しくみづくり」を進めることといたしました。 茅野市の将来像である「人も自然も元気で豊か 躍動する高原都市」の原型は、今から約5000年から4000年前の縄文時代中期、八ヶ岳の豊かな自然に支えられ、この地に1000年もの長きにわたって繁栄した縄文文化にあるとも言えるでしょう。そうした繁栄を築いたこの地の縄文人は、国宝土偶や特別史跡尖石遺跡という、日本の縄文文化を象徴する文化財に見られるように、ともに助けて合って元気に暮らし、高い文化をはぐくみました。また、豊かな自然から与えられた黒曜石等をめぐり、人・情報・文化の行き交う躍動する地域社会を、この高原地に営んでいたと考えられます。 縄文プロジェクトは、茅野市の目指すべき将来像の実現に向けた、市民総参加のまちづくりを進めるべく「しくみづくり」として、茅野市の個性・独自性の原型であり、かつ茅野市が世界に誇る縄文文化をキーワードとし、まちづくりを推進するものでございます。 茅野市の縄文文化は、数々の面で他の追随を許さないすばらしさを持っております。市民一人一人が、世界に誇る縄文文化と、それを育てた豊かな自然のあるこの茅野市で生活しているという自覚と誇りを、また感謝の気持ちを持ちまちづくりが進むことで、より確かな茅野市のアイデンティティーが形成されるものと考えております。 基本的な考え方、方向性がまとまりましたら、皆様にお示しし意見を交わし、実践へとつなげていきたいと思います。 さて、この9月議会は、いわゆる決算議会であります。平成20年度の茅野市の決算状況について申し上げたいと思います。 一般会計につきましては、歳入決算額で216億7,006万円、前年度と比較いたしまして2億6,032万円、1.19%の減となり、歳出決算額は209億3,075万円、前年度との比較では2億8,685万円、1.35%の減となりました。歳入歳出差引額では7億3,930万円、実質収支額では6億3,804万円の黒字決算となりました。 歳入の主なものの状況を申し上げます。市税は個人市民税が1億2,645万円、率にして4.32%増加して30億5,443万円となったものの、法人市民税が秋以降の急速な景気の後退により1億4,018万円、率にして13.28%の大幅な減となります9億1,582万円となったため、市税全体では59万円の減となりました。前年度とほぼ同額の96億28万円となったところでございます。市税は、歳入全体の44.3%を占め、市税の占める割合は昨年度より0.52ポイント増加をいたしました。 一方、地方交付税は1億6,390万円、率にして4.71%増の36億4,148万円となり、歳入全体に占める割合は16.8%となりました。昨年度より0.94ポイントの増加でございます。 国庫支出金は、土木費国庫補助金や教育費国庫補助金の増加により、1億2,026万円増の12億6,741万円となり、同じく県支出金も3,744万円増の10億9,841万円となりました。市債は大型事業の減少等により3億1,830万円減少して、10億5,980万円となったところでございます。 次に、歳出についてでございます。ハード面では、前年度に引き続いて行いました、茅野駅西口土地区画整理事業、新消防庁舎の建設、木落し公園整備事業の推進のほか、茅野駅西口へのエレベーター設置、小学校の耐震補強工事、道路・河川の整備改修、緊急地震速報設備の整備など、多くの社会基盤整備を進めたところでございます。 ソフト面では、茅野市民プランの策定、市制施行50周年記念式典などの記念事業、公募提案型補助金制度の創設、保健福祉サービスセンターなどによる保健福祉の充実、医療費無料化の小学校3年生までの拡大、中小企業制度融資あっせん事業の拡充、インバウンド事業の推進、特別支援教育支援員配置事業の充実など、市民生活に密着したきめ細やかな事業を展開してまいりました。 平成20年度は、第4次総合計画である茅野市民プランの初年度でありましたが、計画の策定と事業の執行とを並行して行ってまいりましたので、第3次総合計画に基づく事業と茅野市民プランの計画による事業を一部先取りして行う中で、一般会計、特別会計ともに黒字決算とすることができました。 なお、平成20年度決算に基づく茅野市の健全化判断比率と資金不足比率につきましては、後ほど報告案件として御説明させていただきますが、いずれも早期健全化指標を下回り、健全財政でございました。 さて、本日御提案申し上げます案件は、全部で27件でございます。 その内訳は、事件決議案件6件、人事案件2件、条例案件4件、決算案件11件、諮問案件1件、報告案件3件でございます。 初めに、事件決議案件でございますが、議案第48号と議案第49号は、市道路線の認定についてお願いするものでございます。 議案第50号は、市道路線の廃止についてお願いするものでございます。 議案第51号は、県内市町村の合併に伴い、長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少についてお願いするものでございます。 同じく議案第52号は、長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少についてお願いするものです。 議案第53号は、長野県民交通災害共済組合へ新たに上田市が加入することに伴い、長野県民交通災害共済組合を組織する地方公共団体数の増加と同組合規約の一部変更についてお願いするものでございます。 次に、人事案件でございます。議案第54号は、茅野市等公平委員会委員選任の同意を求めることについて、議案第55号は、茅野市教育委員会委員の任命の同意を求めるについてでございます。 次に、条例案件ですが、議案第56号は、諏訪南清掃センターの経常的経費の負担割合の算出方法を変更するため、諏訪南行政事務組合規約の一部変更についてお願いするものでございます。 議案第57号は、茅野駅西口に駅前駐車場を設置するため、茅野市営駐車場条例の一部改正をお願いするものです。 議案第58号は、茅野市職員の特殊勤務手当の見直しを行い適正化を図るため、茅野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正をお願いするものでございます。 議案第59号は、美しいふるさと茅野の景観を守り、育て、つくり出すため、茅野市景観づくり条例を制定することについてお願いをするものでございます。 続いて決算案件でございます。議案第60号、平成20年度茅野市一般会計歳入歳出決算の認定につきましては、先ほどその概要について申し上げました。 議案第61号から議案第70号までの10件につきましては、平成20年度の茅野市特別会計、企業会計及び財産区特別会計の歳入歳出決算の認定についてそれぞれお願いするものでございます。 次に、諮問案件ですが、諮問第1号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めるものでございます。 次に、報告案件でございます。報告第8号は、損害賠償の専決処分の報告です。 報告第9号は、平成20年度決算に基づく財政の健全化判断比率と公営企業の健全化を判断する資金不足比率について御報告させていただくものでございます。 報告第10号は、株式会社ベルビアの経営状況につきまして御報告をさせていただきます。 以上、議案の概要について御説明を申し上げました。詳細につきましては、部長から御説明申し上げますのでよろしく御審議のほどお願いをいたします。 最後に、市民の皆様、議員各位の御理解と御支援を心よりお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程第4 先議案件上程--提案理由説明-質疑--討論--採決 △議案第51号 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少について ○議長(島立雄幸) 日程第4、議案第51号、長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少についてを、議題といたします。 説明を求めます。 健康福祉部長。        (健康福祉部長 中村安志 登壇) ◎健康福祉部長(中村安志) それでは、議案第51号をお願いいたします。 長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数の減少についてでございます。 地方自治法第291条の11の規定により、次の事項について議会の議決をお願いするものです。 平成21年3月31日から下伊那郡清内路村を廃し、その区域が同郡阿智村に編入されたこと、並びに平成22年1月1日から上水内郡信州新町及び同郡中条村を廃し、その区域が長野市に編入されることに伴い、長野県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体数を減少するものとする。 以上の内容でございます。 なお、参考までに申し上げますと、今回の減少によりまして従来の組織市町村81から78に変更になります。よろしく御審議をお願いをいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました議案第51号は、議会運営委員会で委員会付託を省略することについてお認めいただいた議案であります。 議案第51号は、委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第51号は、即決することに決しました。 それでは、議案第51号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(島立雄幸) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第51号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第52号 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少について ○議長(島立雄幸) 次に、議案第52号、長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少についてを、議題といたします。 説明を求めます。 企画総務部長。        (企画総務部長 長田博文 登壇) ◎企画総務部長(長田博文) それでは、議案第52号をお願いいたします。 長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体数の減少についてお願いするものでございます。 地方自治法第286条第1項の規定により、次の事項について議会の議決をお願いするものでございます。 平成22年1月1日から上水内郡信州新町及び同郡中条村を廃し、その区域が長野市に編入されることに伴い、長野県市町村自治振興組合を組織する地方公共団体の数を減少するものとするでございます。 これによりまして、現行80市町村が78市町村となります。 以上が議案第52号でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました議案第52号は、議会運営委員会で委員会付託を省略することについてお認めいただいた議案であります。 議案第52号は、委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第52号は、即決することに決しました。 それでは、議案第52号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第52号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第53号 長野県民交通災害共済組合を組織する地方公共団体数の増加及び長野県民交通災害共済組合規約の一部変更について ○議長(島立雄幸) 次に、議案第53号、長野県民交通災害共済組合を組織する地方公共団体数の増加及び長野県民交通災害共済組合規約の一部変更についてを、議題といたします。 説明を求めます。 市民環境部長。        (市民環境部長 赤羽正義 登壇) ◎市民環境部長(赤羽正義) それでは、議案第53号をお願いいたします。 長野県民交通災害共済組合を組織する地方公共団体数の増加及び長野県民交通災害共済組合規約の一部変更についてをお願いいたします。 地方自治法第286条第1項の規定により、平成22年4月1日から上田市が新たに組合に加入することにより、長野県民交通災害共済組合規約を別紙のとおり変更するものでございます。 裏面の提案理由でございます。 平成22年4月1日付で上田市が新たに組合に加入するため、提案をするものでございます。 なお、この上田市の加入によりまして、加入市数は15市となります。 次のページをお願いいたします。 長野県民交通災害共済組合規約の一部を変更する規約でございますが、別表中「千曲市 岡谷市」を「千曲市 岡谷市 上田市」ということで、上田市を加えるものでございます。 附則といたしまして、この規則は、平成22年4月1日から施行をするものでございます。 以上でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました議案第53号は、議会運営委員会で委員会付託を省略することについてお認めいただいた議案であります。 議案第53号は、委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第53号は、即決することに決しました。 それでは、議案第53号の質疑に入ります。 質疑はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第53号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第54号 茅野市等公平委員会委員選任の同意を求めることについて ○議長(島立雄幸) 次に、議案第54号、茅野市等公平委員会委員選任の同意を求めることについてを、議題といたします。 説明を求めます。 市長。        (市長 柳平千代一 登壇) ◎市長(柳平千代一) 議案第54号は、茅野市等公平委員会の委員選任の同意をお願いするものでございます。 茅野市等公平委員会につきましては、茅野市と諏訪中央病院組合、諏訪南行政事務組合そして白樺湖下水道組合で共同して公平委員会を設置しているものでございます。現在3名の方に委員をお願いをしてございます。その内、内藤芳幸さんの任期が9月24日をもって満了となります。 そこで、後任の委員に米沢の品川博和さんをお願いしたく議会にお諮りするものでございます。 品川さんは、昭和41年に茅野市役所に入られ、建設課長、都市建設部長等をお務めになられ、平成19年3月退職されました。退職後、平成20年4月から長野県警の少年警察ボランティア、少年指導委員として御活躍をされております。 新しい任期につきましては、9月25日から4年間であります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました議案第54号は、委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第54号は、即決することに決しました。 本案は、人事案件であります。質疑、討論を同時に行います。 質疑、討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案のとおり同意することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第54号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △議案第55号 茅野市教育委員会委員任命の同意を求めることについて ○議長(島立雄幸) 次に、議案第55号、茅野市教育委員会委員任命の同意を求めることについてを、議題といたします。 説明を求めます。 市長。        (市長 柳平千代一 登壇) ◎市長(柳平千代一) 議案第55号は、茅野市教育委員会の委員任命の同意をお願いするものでございます。 現教育委員長の村上和彦さんの任期が9月30日をもって満了となります。そこで、村上さんの後任に宮尾浩之さんをお願いするものであります。 宮尾さんは、昭和38年生まれの46歳であります。お住まいは玉川子之神であります。東京蒲団技術専門学校を卒業後、家業であります宮尾ふとん店に入社されました。平成14年には諏訪圏青年会議所副理事長を務められ、平成15年から平成19年まで茅野市消防団宮川分団副分団長として、地域の防火防犯活動に御尽力をいただきました。また、平成18年からは茅野市パートナーシップのまちづくり推進会議の委員として、茅野市の公民協働のまちづくりに対し御協力をいただいております。 なお、任期につきましては、10月1日から4年間ということであります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました議案第55号は、委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第55号は、即決することに決しました。 本案は、人事案件であります。質疑、討論を同時に行います。 質疑、討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、原案のとおり同意することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、議案第55号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第5 議案一括上程--提案理由の説明 △議案第48号 市道路線の認定について(宮川高部地籍)~ △議案第50号 市道路線の廃止について(宮川高部地籍) △議案第56号 諏訪南行政事務組合規約の一部変更について~ △議案第59号 茅野市景観づくり条例について ○議長(島立雄幸) 日程第5、議案第48号、市道路線の認定について(宮川高部地籍)から、議案第50号、市道路線の廃止について(宮川高部地籍)まで並びに議案第56号、諏訪南行政事務組合規約の一部変更についてから、議案第59号、茅野市景観づくり条例についてまでの7議案を、一括議題といたします。 順次説明を求めます。 都市建設部長。 議案第48号から議案第50号までの3議案をお願いいたします。        (都市建設部長 牛山澄人 登壇) ◎都市建設部長(牛山澄人) それでは、議案第48号、市道路線の認定についてをお願いいたします。 道路法第8条第2項の規定によりまして、次の市道路線の認定をお願いするものであります。 路線名、ブロック番号5、路線番号1116号から1123号の8路線であります。5ブロック1116号につきましては、起点が宮川129-1から、終点宮川12-1、延長132.1メートルで幅員が6メートルから10.2メートルであります。そのほか7路線の認定をお願いするものであります。 次のページをお願いします。 位置図であります。赤い丸印を付記してありますが、高部で宮川に下馬沢川が合流をする西側で、諏訪市との境になります。 次のページをお願いします。 市道路線の認定図でございます。茅野市・諏訪市家下青木土地区画整理事業地内の市道路線認定をお願いするものであります。 赤く塗った路線を記載してありますのでごらんをいただきたいと思います。御審議をよろしくお願いします。 次に、議案第49号、市道路線の認定についてをお願いいたします。 道路法第8条第2項の規定により、次の市道路線の認定をお願いするものであります。 路線名、ブロック番号4、路線番号3747、起点玉川6112-1番地先から、終点が玉川6112-1番地先であります。延長が62.5メートル、幅員が5メートルから10.5メートルの認定をお願いするものであります。 次のページをお願いいたします。 位置図であります。赤丸を付記してありますが、玉川小学校南側のJA集荷場の南側、グリーンラインの上側であります。菊沢地籍であります。 次のページをお願いいたします。 市内道路の認定図であります。この中で赤く塗った路線でございます。よろしく御審議をお願いいたします。 次に、議案第50号、市道路線の廃止についてお願いをいたします。 道路法第10条第3項の規定により、次の市道路線を廃止するものであります。 路線名、5ブロック69号、起点宮川67番地先から、終点宮川41番地先、延長51.4、幅員0.6メートル、ほか2路線の廃止をお願いするものでございます。 次のページをお願いします。 位置図です。先ほど議案第48号で市道認定をお願いした、茅野市・諏訪市家下青木土地区画整理事業地内の、従前の市道を廃止するものであります。 次のページをお願いします。 市道路線廃止図でございます。赤く塗った路線であります。 以上、よろしく御審議のほどをお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 市民環境部長。 議案第56号をお願いいたします。        (市民環境部長 赤羽正義 登壇) ◎市民環境部長(赤羽正義) それでは、議案第56号、諏訪南行政事務組合規約の一部変更についてをお願いいたします。 地方自治法第286条第1項の規定により、諏訪南行政事務組合規約を別紙のとおり変更するものでございます。 裏面の提案理由でございますが、諏訪南清掃センターの設置、管理及び運営に関する事務における経費の負担割合を変更するため、本案を提案するものでございます。 次のページをお願いいたします。 諏訪南行政事務組合規約の一部を変更する規約でございまして、別表第2は、組織市町村が負担する分担金の割合の規定でございますが、2、諏訪南清掃センターの設置、管理及び運営に関する事務の経常的経費の負担割合について、「均等割20%」、「人口割80%」を「均等割20%」、「実績割80%」とするものでございます。 また、同表備考につきまして、基準日を明確にするための字句の整備を行うものでございます。 備考1につきましては、現在も規定がございますが、基準日を明確にするため「初日の属する年の」を加えるものでございます。 そして2は、実績割の導入によりまして、その処理実績基準を規定するため、新たに「2、実績割は、当該会計年度の初日の属する年の前年の1月1日から12月31日までの処理実績を基準とする」を加えるものでございます。 附則でございますが、この規約は、平成22年4月1日から施行するものでございます。 以上でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 都市建設部長。 議案第57号をお願いいたします。        (都市建設部長 牛山澄人 登壇) ◎都市建設部長(牛山澄人) 議案第57号、茅野市営駐車場条例の一部を改正する条例についてをお願いします。 茅野市営駐車場条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり定めるをお願いするものであります。 裏面をお願いします。 理由は、平成21年10月1日から茅野市営駐車場に茅野市営駅前駐車場を追加するため、本条例を提案します。 資料の茅野市営駐車場条例新旧対照表をごらんいただきながらお願いします。 まず、第2条、駐車場の名称及び位置について。名称に「茅野市営駅前駐車場」を、位置に「茅野市ちの3550番地33」を加えて改めます。 次に、第3条、駐車場条例に「茅野市営駅前駐車場」を加え、駐車できる自動車の規模の欄に、「長さ5メートル以下、幅2メートル以下、重量2.5トン以下(積載物を含む。)」を加えます。 第4条、駐車場名に、「茅野市営駅前駐車場」を加え、利用時間は「午前零時から午後12時まで」とし、入退場取扱時間を「午前8時から午後8時まで」を加えて改正します。 第5条第2項、料金は退場の際に徴収するの後に、「ただし、茅野市営駅前駐車場料金については、利用を開始する日までに徴収する。」を加えます。 別表の第1であります。駐車場名に「茅野市営駅前駐車場」を加え、料金を「1箇月につき6,000円」とします。 また、「備考、茅野市営駅前駐車場の料金については、月の中途から利用し、又は月の中途で利用を終了した場合においても、1箇月分の料金とする。」を加えます。 附則として、この条例は、平成21年10月1日から施行するであります。 以上、よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 企画総務部長。 議案第58号をお願いします。        (企画総務部長 長田博文登壇) ◎企画総務部長(長田博文) それでは、議案第58号をお願いいたします。 茅野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を、別紙のとおり定めるものでございます。 裏面をお願いいたします。 提案の理由でございます。特殊勤務手当の見直しを行い、業務の実態に合わせた支給を行うため、本条例を提案するものでございます。 若干説明をさせていただきます。 見直しにつきましては、必要な手当は新たに設け、支払い実績がない手当は廃止することといたしました。また、原則として1カ月を単位とする支給は、できるだけ改め、1日または1回を単位とする支給といたしました。 支給する手当の額は、現行条例では一定の範囲内または上限額以内において、職務の実情を考慮して市長が定めるとして、具体的な支給額は茅野市職員の特殊勤務手当支給規則で定めています。改正案では、支給額についても条例で規定することといたしました。これにより茅野市職員の特殊勤務手当支給規則は、廃止することといたしました。 それでは、改正条例本文をごらんいただきたいと思います。 茅野市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を、次のように改正するものでございます。 別紙に資料として、新旧対照表を添付いたしましたので、新旧対照表により説明をさせていただきます。 第1条でございますが、改正はございません。 第2条は、「職員に対して」を「職員に」に字句を改めるものでございます。 第3条は、特殊勤務手当の種類で、現行の9種類の手当を12種類の手当とするもので、現行の第1号「税務手当」を改正案では第1号「滞納処分手当」と第2号「市税等滞納整理手当」に、現行の第3号「行旅死病人取扱作業手当」を改正案では、第4号「行旅死亡人処置作業手当」と第5号「行旅病人対応手当」に、現行の第7号「夜間特殊業務手当」を改正案では、第8号「ふれあいの里夜間業務手当」といたしました。改正案の第12号「死亡動物等収集作業手当」は新設でございます。 それでは、第4条をごらんいただきたいと思います。滞納処分手当についての規定で、第1項で支給する職員を現行は「市税の調査賦課又は徴収に関する事務に従事した職員」としていますが、市税だけでなく分担金、使用料等の市税以外の収入金の業務を対象とし、庁舎外で「滞納処分に関する差押え又は捜索に従事した職員」としました。市税の調査賦課に関する事務に従事した職員は、支給しないことといたしました。 第2項で、手当の額は現行は月額支給ですが、差押え又は捜索1件につき500円とし、次のページをお願いいたします。1箇月の支給額は4,500円を限度としました。4,500円の限度については、現行規則で定めている額と同額でございます。 第5条は、市税等滞納整理手当で、1項で支給する職員は、庁舎外において1日2時間以上市税又は分担金、使用料等の市税以外の収入金の滞納整理に関する事務に従事した職員としました。市税の調査賦課の事務に従事した職員へは支給しないこととしました。 第2項で、手当の額は、現行は月額支給ですが、従事した日1日につき300円とし、1箇月の支給額は3,000円を限度としました。月額3,000円の限度については、現行規則で定めている額と同額でございます。 第6条は、感染症等防疫作業手当で、支給する職員を現行第5条の「1日の勤務時間の大部分にわたって」を削り、改正案の第1項第1号で、支給する作業の一つを「当該病原体が付着した物件又は付着の疑いのある物件の処理作業」とし明確にいたしました。 第2項で、手当の額は1日につき「300円」を、業務の危険性を考慮し「500円」としました。 第7条でございますが、行旅死亡人処置作業手当、第8条、行旅病人対応手当は、現行では第6条で、行旅死病人取扱作業手当として、死亡人と病人を同じ条で規定していますが、これを分けて規定いたしました。手当の額の改正はございません。 なお、用語で「取扱」を「処置」に改正しました。 第9条でございますが、福祉作業手当で、現行の第7条第1項で規定されている「身体障害者福祉司又は児童福祉司は、専門的な知識を持って現場で業務を行う福祉事務所に勤務する現業を行う職員に含まれることから、第1項でこれを削りました。手当の額は改正がございません。 第10条でございますが、ふれあいの里勤務手当で、第1項で支給する業務に、「遺体の処置作業」を加えました。 第2項で、手当の額を定めていますが、現行は規則で施設長、事務職員に「月額2,000円」を支給していますが、介護等の実態がないことから廃止することといたしました。 第1号、生活相談員から第4号、介護職員までは改正がございません。 第5号、遺体処置従事職員の手当は新設で、遺体処置1体につき1,500円としました。 第11条は、ふれあいの里夜間勤務手当で、現行の第10条、夜間特殊勤務手当がふれあいの里の勤務に限られるため、名称を改正し明確にしたもので、支給する職員、支給する手当の額は改正がございません。 第12条は、保健指導手当で、第1項で支給する職員に管理栄養士を加え、家庭訪問等の訪問指導業務に従事した職員とし明確にいたしました。 第2項で、手当の額は、現行の月額1,500円を従事した1日につき300円とし、1カ月の支給額は1,500円を限度としました。 第3項で、第9条の福祉業務手当とは併給しないことといたしました。 第13条は、劇物毒物取扱手当で、現行の第11条第1項では、「劇物等を取り扱うことを常とする」とされていますが、実態として常とする業務がありませんので、「常とする」を削り、第2項で手当の額は現行の月額2,500円を従事した1日につき500円としました。 第14条は、用地交渉手当ですが、条番号の改正で内容の改正はございません。 次のページをお願いいたします。 第15条は、死亡動物等収集作業手当で新設してございます。第1項で、犬、猫、鹿等の死体の処理作業に従事した職員に支給するとし、第2項で、手当の額は、処理作業1回につき400円としました。 第16条は、支給方法の規定で、条番号の改正でございます。 第17条は、支給制限で、月額による手当は、その月において勤務した日数が15日に満たないときは、支給しないこととしました。 第18条は、委任の規定でございます。 改正本文に戻っていただきまして、最後のページをお願いいたします。 附則として、この条例は、平成22年1月1日から施行するものでございます。 以上が議案第58号でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 都市建設部長。 議案第59号をお願いいたします。        (都市建設部長 牛山澄人 登壇) ◎都市建設部長(牛山澄人) それではお願いいたします。 議案第59号、茅野市景観づくり条例についてであります。 茅野市景観づくり条例を、別紙のとおり定めるというものであります。 裏面をお願いいたします。 提案理由でございますが、市民一人ひとりが愛着の持てる景観の形成を推進するため、本条例を提案するものでございます。 今後、国の景観法の規定に基づく茅野市景観計画を策定する予定でありますが、この景観計画の運用を担保するものであります。 それでは、本文をお願いいたします。 まず、構成ですが、構成は前文、第1章、総則、第2章、景観計画及びこれに基づく措置、第3章、市民等による自主的な景観づくり、第4章、景観審議会、第5章、雑則、附則からなっています。 前文は茅野市の景観づくり条例の趣旨を明確にするために設けるもので、各条文を解釈する際のよりどころになるものであります。前文では、茅野市の風土や歴史、目指す姿や手段を示し、条例を制定する目的を明確にしています。 第1章の総則であります。第1条は、本条例の目的を定めています。茅野市は、本年度中に景観行政団体に移行する予定で、現在長野県と協議を進めています。景観行政団体移行後は、景観法に規定する景観計画を策定し、平成22年4月1日から施行する予定です。このことに伴い景観法に基づく施策及び市の施策で必要な事項を定めることにより、市民一人ひとりが愛着の持てる景観の形成に資することとしています。 第2条は、本条で使用する用語の定義について定めております。 次のページをお願いします。 第3条は、景観づくりについての基本理念を定めています。八ヶ岳を象徴とする自然との調和に配慮し、市民が快適で心地よい生活を営むことができるよう、地域の産業等を生かしながら推進することとしています。 第4条は、市の責務を定めております。 第5条は、市民及び事業者の責務を定めています。 次に、第2章、景観計画及びこれに基づく措置でありますが、第6条は、景観法に規定する景観計画の策定手続などについて定めています。 第2項は、景観計画区域に景観特性に応じ、市街地、農村集落、森林山地地域を設けるものとしております。 第3項は、地域区分ごとに行為の制限に関する事項を定めるものとしております。行為の制限に関する事項とは、景観計画に盛り込む予定の景観づくり基準がそれに当たります。 第4項は、景観計画区域内に、市の顔となり得るような地区であって、地域特性に応じた景観づくりを重点的に推進する必要がある地区を、景観づくり重点として景観計画に定めることとしております。 第5項は、景観計画の策定、又は景観計画を変更しようとするときは、景観法の規定による手続のほか茅野市景観審議会の意見を聞くものとしています。 第7条は、景観づくり重点地区は、第1号から第5号に掲げる地区に該当する地区のうちから定めることとしております。 それから、第2項及び第3項は、景観の形成に関する方針、行為の制限に関する事項を重点地区ごとに定めることとしています。 第4項は、重点地区を定めようとするときは、あらかじめ当該地区及び当該地区周辺の住民の意見を反映させるため、必要な措置を講ずるものとしております。 第8条は、景観計画の提案ができる団体を定めております。 次のページをお願いします。 第9条は、景観法の規定による行為をしようとする者は、届出を要する規模にかかわらず、その行為が景観計画に定める景観づくり基準に適合するよう努めなければならないこととしております。 第10条は、届出が必要な行為を行おうとする者、またはその届出にかかわる事項を変更しようとするときは、その内容を市長に届け出なければならないとしています。 また、届出が必要な行為の規模や届出日、様式については別に規則で定めることとしております。 第11条は、良好な景観の形成に支障を及ぼすおそれのある行為として、景観法の規定により景観行政団体が条例に追加できるものとされております。 第12条は、景観法の規定に伴い届出を要する行為の除外について、条例に追加できるものとされております。 第1号から第6号までの届出を要しない行為として除外するものとします。 また、第5号及び第6号の届出を必要としない規模、景観づくりのために措置が講じられているものについては、別に規則で定めることとしております。 続きまして第13条は、特定届出対象行為を定めています。 それから、第14条は、行為の届出に対する助言、指導、勧告及び事実の公表の手続について定めています。 それから、第15条は、変更命令等の手続について定めています。変更命令等は、特定対象届出行為について、景観計画に定められた建築物又は工作物の形態、意匠の制限に適合しないものに対して命ずることができます。 第16条は、行為の着手の短縮について定めています。 それから、第17条は、届出に係る行為が完了した際に届け出る完了届けについて定めるものであります。 第18条は、景観重要建造物及び景観重要樹木の指定の手続について定めています。 第19条は、景観重要建造物等の所有者が、景観重要建造物の増築、改築、移転若しくは除去、外観を変更することとなる修繕若しくは模様がえ、又は色彩の変更、又景観重要樹木においては、伐採又は移植など現状変更を行おうとする場合にはおける許可の手続について定めています。 第20条は、第19条の規定による現状変更の許可に違反した者に対する勧告等の手続を定めています。 第21条は、景観重要建造物及び景観重要樹木の指定解除の手続について定めています。 第22条は、景観重要建造物等の所有者に対し、管理に関し必要な助言、技術的な援助、又は規則で定めるところにより、保存に要する経費の一部を助成することができることとしております。 第3章、市民等による自主的な景観づくり。 第23条は、景観づくり団体の認定及び取り消しの手続について定めています。 第24条は、景観づくり住民協定の認定、変更、廃止の手続について定めています。 第25条、景観づくり団体及び景観づくり住民協定に対する技術的な援助、又規則で定めるところにより景観づくり団体へは活動費、景観づくり住民協定に対しては外観の変更や修繕工事に要する費用等、行為に要する費用の一部を助成することができるものとしています。経費の一部の助成については、別に規則で定めることとしています。 第26条は、景観づくりに著しく寄与していると認められている行為を行った個人又は団体に対して表彰することができることとしております。 第4章、景観審議会で、第27条は、市長の付属機関として、茅野市景観審議会を設置することを定めています。 審議会の組織として、第28条は、審議会の組織について定めています。 第29条は、審議会の会議について定めております。 第5章、雑則。 附則としまして、この条例は、平成22年4月1日から施行する。ただし、第6条及び第4章の規定は、平成21年10月1日から施行するであります。よろしく御審議をお願いします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました7議案の質疑は、8月31日に行いますので、それぞれに自宅審査をお願いいたします。 ここで、3時25分まで休憩といたします。        午後3時07分 休憩---------------------------------------        午後3時25分 開議 ○議長(島立雄幸) 再開いたします。--------------------------------------- △議案第60号 平成20年度茅野市一般会計歳入歳出決算の認定について~ △議案第70号 平成20年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計歳入歳出決算の認定について ○議長(島立雄幸) 次に、議案第60号、平成20年度茅野市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、議案第70号、平成20年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの11議案を、一括議題といたします。 順次説明を求めます。 企画総務部長。        (企画総務部長 長田博文 登壇) ◎企画総務部長(長田博文) それでは、平成20年度各会計の決算について説明をいたします。 決算書と事項別明細説明書をお届けしていますが、例年のように白い表紙の事項別明細説明書で説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 説明書をめくっていただきまして1ページをお開きください。 1ページから3ページは、会計別決算総括表で、各会計の決算状況でございます。 1ページに一般会計と四つの特別会計、2ページに三つの企業会計、3ページに46の財産区会計の合計を記載してございます。 財産区会計のうち43の財産区会計につきましては、財産区議会が設置されていますので、本会議に付議する財産区会計は、大日影、下菅沢、鋳物師屋の各財産区会計でございます。 それでは、議案第60号、平成20年度茅野市一般会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 5ページをお願いいたします。 予算現額232億3,754万9,425円に対し、歳入決算額は216億7,006万6,636円、予算に対する執行率は93.25%でございました。 歳出決算額は209億3,075万8,330円、執行率は90.07%でございました。差引残額は7億3,930万8,306円で、これを翌年に繰り越しました。 なお、残額には繰越明許費繰越額の繰越財源1億126万2,126円が含まれておりますので、実質収支額は6億3,804万6,180円の黒字となりました。 下段に財政力指数の推移を記載してございますが、20年度は0.718で、前年より若干プラスとなりました。 次に、6ページ、7ページをお願いいたします。款別決算額でございます。 6ページの歳入でございますが、下から2行目の合計の欄をごらんいただきたいと思います。不納欠損として4,453万4,859円を処分させていただき、収入未済額は13億87万4,920円でございます。歳入全体の収入割合は、予算に対して93.25%、調定に対して94.15%となりました。 中ほどの列の収入済額と右端の構成比をごらんいただきたいと思います。 1款市税が最も多く、96億28万2,713円で44.30%、次に10款地方交付税が36億4,148万6,000円で16.80%、次いで20款諸収入が14億9,616万6,128円で6.90%、次いで14款国庫支出金が12億6,741万9,418円で5.85%でございました。 7ページの歳出でありますが、右から3列目の不用額の合計は、6億6,464万9,106円でございました。中ほどの支出済額と右端の支出割合をごらんいただきたいと思います。 3款民生費が一番多くて50億9,182万727円で24.33%、次いで7款土木費が35億4,599万7,820円で16.94%、次いで11款公債費が29億4,443万8,988円で14.07%、次いで2款総務費が28億8,586万8,117円で13.79%でございました。 次に、8ページをお願いいたします。款別決算額の前年度比較でございます。 左側半分が歳入、右側が歳出でございます。一番下の行の合計をごらんいただきたいと思います。 まず歳入の合計では、対前年比2億6,032万2,911円の減、前年比98.81%で1.19%の減となりました。前年より増額となった主なものは、10款地方交付税が1億6,390万9,000円の増、次に14款国庫支出金が1億2,026万6,934円の増、次いで20款諸収入が1億222万2,704円の増でございました。 減額となった主なものは、21款市債が3億1,830万円の減、次に18款繰入金が3億7万5,064円の減、次いで19款繰越金で2,691万6,083円の減でございました。 歳出の合計では、一番下の行の合計をごらんいただきたいと思いますが、対前年比2億8,685万5,590円の減、前年比98.65%で1.35%の減となりました。前年より増額となった主なものは、6款商工費が1億2,842万2,639円の増、次に9款教育費が1億52万8,858円の増、次いで8款消防費が9,220万2,117円の増でございました。 減額となった主なものは、2款総務費が2億5,766万8,807円の減、次に3款民生費が1億7,248万6,056円の減、次いで10款災害復旧費が5,465万9,296円の減でございました。 次に、9ページをお願いいたします。過去10年間の年度別決算額・税収及び人口等の状況でございます。 市税収入額は、過去最高の決算となりました。平成19年度に近い額ということでございます。 次に、10ページ及び11ページをお願いいたします。過去10年間の款別の主な歳入の推移と歳出の推移をグラフで示したものでございます。 次に、12ページをお願いいたします。 性質別決算の状況を円グラフで示したものでございます。 13ページをお願いいたします。歳出の節別集計表でございます。右端の構成比をごらんいただきたいと思います。 19節負担金補助及び交付金が18.02%、次に23節償還金利子及び割引料が14.50%、次いで13節委託料が8.42%の順でございます。 次に、14ページをお願いいたします。市税徴収実績表でございます。右端の対前年比の収入欄をごらんいただきたいと思います。 個人市民税の現年度課税分が4.25%の増、法人市民税の現年度課税分が13.32%の減、固定資産税の現年度課税分が1.45%の増となっています。 最下段をごらんいただきたいと思います。市税総計の収入額は96億28万2,713円で、対前年比で59万2,818円の減で99.99%でございました。収納率は88.37%で、前年を1.01%下回りました。 次に、15ページをお願いいたします。不納欠損処分調書でございます。 1款市税で計4,116万5,599円、13款分担金及び負担金と14款使用料及び手数料の計で336万9,260円、合計としまして4,453万4,859円を欠損処分しました。 次に、16ページをお願いいたします。未収入調書でございます。 市税、分担金及び負担金、使用料及び手数料、財産収入、次の18ページをお願いいたします。諸収入合わせまして合計で13億87万4,920円が未収入となっております。 次に、19ページをお願いいたします。繰越明許費繰越額調書でございます。 右端説明欄の事由によりまして、21年度に繰り越しをしたものでございます。定額給付金事業費など22件の事業で、合計で16億4,214万1,989円でございます。 26ページをお願いいたします。不用額調書で、不用額の主なものを記載してございます。またごらんをいただきたいと思います。 次に、31ページからは、決算事項別明細説明書でございます。歳入が31ページから71ページまで、歳出が72ページから284ページまででございます。 次に、285ページをお願いいたします。 議案第61号、平成20年度茅野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 予算減額46億7,7746万7,000円に対し、歳入決算額47億6,619万2,320円、歳出決算額45億1,821万4,119円、差引残額2億4,797万8,201円でございます。 めくっていただきまして、286ページをお願いいたします。款別決算額でございます。歳入でございますが、右端の構成比をごらんいただきたいと思います。 1款国民健康保険税が26.56%、3款国庫支出金が23.05%、5款前期高齢者交付金が17.54%でございます。 歳出は、2款保険給付費が64.25%、3款後期高齢者支援金等が12.71%、7款共同事業拠出金が9.91%でございます。 287ページをお願いいたします。款別決算額の前年度比較でございます。増減額をごらんいただきたいと思います。 歳入でございますが、3款国庫支出金が3,632万8,881円の増、5款前期高齢者交付金が8億3,620万174円の皆増、7款共同事業交付金が3,028万2,367円の増、9款繰入金が3,678万6,817円の増となりました。 一方、1款国民健康保険税が2億4,764万8,983円の減、4款療養給付費交付金が6億8,393万1,000円の減となりました。 歳出でございますが、3款後期高齢者支援金等が5億7,420万5,212円の皆増、7款共同事業拠出金が2,564万2,586円の増、8款保健事業費が1,350万8,995円の増となりました。 一方、5款老人保健拠出金が5億5,432万1,316円の減、6款介護納付金が2,372万1,310円の減、11款諸支出金が1,137万2,260円の減となりました。 下段に世帯及び一人当たりの状況を記載してございますのでごらんをいただきたいと思います。 次に、288ページをお願いいたします。上段の表でございますが、国民健康保険税徴収実績表でございます。徴収率は右から4列目でございます。一番下の行をごらんをいただきたいと思いますが、合計で72.78%でございます。前年より4.31%下回っています。 次の表をごらんいただきたいと思います。不納欠損処分調書でございます。 合計で725万7,086円の欠損処分をいたしました。 次の表は、未収入調書でございます、国民健康保険税で4億6,631万9,951円が未収入となってございます。 289ページ及び290ページは、不用額調書でございます。 その次の291ページから309ページは、歳入歳出それぞれの決算事項別明細説明書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 次に、311ページをお願いいたします。 議案第62号、平成20年度茅野市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 予算現額3億8,293万8,000円に対し、歳入決算額4億361万6,167円、歳出決算額3億8,169万4,857円、歳入歳出差引残額2,192万1,310円でございます。 老人医療特別会計は、平成20年度から後期高齢者医療制度が発足したことにより、実質は19年度で終了しておりますが、後年度に支払いが繰り延べられる医療費分の処理のため、平成22年度まで存続する予定でございます。 次の312ページをお願いいたします。款別決算額でございます。右端の構成比の欄をごらんいただきたいと思います。 歳入でございます。1款支払基金交付金が54.50%、2款国庫支出金が29.34%、3款県支出金が6.50%、4款繰入金が6.51%ほかでございます。 歳出でございます。1款医療諸費が92.24%、2款諸支出金が7.76%でございます。 313ページをごらんいただきたいと思います。款別決算額の前年度比較でございます。後期高齢者医療保険に移ったことにより、歳入歳出とも大幅に減少をしてございます。 次に、314ページから317ページは、歳入歳出それぞれの決算事項別説明書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 次に、319ページをお願いいたします。 議案第63号、平成20年度茅野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計でございますが、平成20年度から新たに設置され、初年度の決算でございます。 予算現額4億5,261万3,000円に対し、歳入決算額4億4,560万9,232円、歳出決算額4億3,358万8,032円、歳入歳出差引残額は1,202万1,200円でございます。 320ページをお願いいたします。款別決算額でございます。右端の構成比をごらんください。 歳入でございますが、1款後期高齢者医療保険料が72.12%、3款繰入金が26.98%ほかでございます。 歳出でございます。1款総務費が8.57%、2款後期高齢者医療広域連合納付金が91.43%でございます。 321ページをごらんください。未収入調書、不用額調書でございます。 次の322ページから326ページは、歳入歳出それぞれの決算事項別明細説明書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 次に、327ページをお願いいたします。 議案第64号、平成20年度茅野市ふれあいの里特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 予算現額4億663万8,000円に対し、歳入決算額4億3,149万5,010円、歳出決算額3億9,386万1,740円、差引残額は3,763万3,270円でございます。入所定員でございますが、74名に対し平成21年3月31日現在の入所者数は74名でございます。入所者の介護のほかショートステイで延べ5,360人、デイサービスでは3,929人の利用がございました。 次に、328ページをお願いいたします。款別決算額です。右端の構成比をごらんいただきたいと思います。 歳入でございます。1款サービス収入が76.67%、7款繰越金が12.51%、8款諸収入が8.24%ほかでございます。 歳出は、1款民生費が97.31%、2款諸支出金が2.69%でございます。 329ページからは款別決算額の前年度比較でございます。 次の330ページから338ページは、歳入歳出それぞれの決算事項別明細説明書でございます。またごらんをいただきたいと思います。 次に、339ページをお願いいたします。市債の状況でございます。 市債目的別現在高をごらんいただきたいと思います。普通会計、一般会計でございますが、合計は平成19年度末で269億5,057万9,000円でございました。平成20年度の発行額が10億5,980万円、元金の償還額が24億1,221万4,000円でございます。20年度末の現在高でございますが、255億9,716万5,000円でございます。前年度末に比べますと13億5,341万4,000円の減となりました。 下の表でございますが、公営企業会計のふれあいの里特別会計でございます。20年度末現在高は9,435万4,000円で、前年度に比べ2,818万9,000円の減となりました。 340ページをお願いいたします。借入先別市債現在高でございます。ごらんをいただきたいと思います。 下段に公債費比率と起債制限比率の推移を記載してございます。20年度の公債費比率は15.3%で、19年度より0.4%上がっています。起債制限比率でございますが、9.50%で19年度より0.5%下がってございます。 次に、341ページをお願いいたします。平成20年度基金の運用状況でございます。 減債基金で1億円、公共施設整備基金で2億1,000万円、育英基金で74万4,535円、蓼科観光施設建設基金で2,300万円を取り崩しいたしました。 一般会計の年度別現在高は、44億9,469万6,363円で、前年と比較しますと2億4,466万8,788円の減となりました。 次の342ページをお願いいたします。特別会計の基金の運用状況でございます。 国保財政調整基金で5,500万円、ふれあいの里運営基金で850万円を取り崩しいたしました。基金の総合計でございますが、年度末現在高は48億913万5,083円となっております。 次に、343ページをお願いいたします。平成20年度土地開発基金の運用状況でございます。 市道1級17号線道路改良工事で4,265.06平米を、4,329万3,734円で処分をいたしました。現金の年度末現在高は、3億8,030万8,691円となってございます。 次に、344ページをお願いいたします。平成20年度国民健康保険高額医療費貸付基金運用状況でございます。 決算年度末未償還金でございますが、19件263万5,320円で、年度末現在残高は1,236万4,680円となってございます。 下段でございますが、月別運用状況でございます。 次の345ページ及び346ページでございますが、平成20年度給料、職員手当等共済費支給明細表でございます。 346ページの一番下の行の総合計の右から2列目でありますが、そこに人件費の計がございます。38億5,362万2,279円でございます。 348ページ及び349ページでございますが、20年度の茅野市財産区特別会計の決算額でございます。ごらんをいただきたいと思います。 次に、議案第65号、平成20年度茅野市国民健康保険診療所特別会計決算の認定並びに剰余金の処分についてお願いいたします。 別冊の決算書をお願いいたします。 それでは、決算報告書の1ページをお願いいたします。 収益的収入及び支出でございますが、決算額の欄をごらんいただきたいと思います。 収入でございますが、1款診療事業収益1億4,636万462円。 支出でございます。1款診療事業費用で1億5,158万7,834円でございます。 次に、資本的収入及び支出でございますが、同じく決算額の欄をごらんいただきたいと思います。収入は、1款資本的収入1,036万5,000円。 支出でございますが、1款資本的支出で1,816万3,268円でございます。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する779万8,268円は、損益勘定留保資金で補てんをいたしました。 2ページをお願いいたします。損益計算書でございます。 1の医業収益の合計額は、真ん中の列でございますが、1億4,283万9,332円。 2の医業費用の合計額は、1億4,961万7,272円。医業利益は、マイナス677万7,940円となりました。 3の医業外収益の合計額でございますが112万3,270円。 4の医業外費用の合計額は、75万2,399円で、医業外収支は37万871円となりました。 5の附帯事業収益でございますが、239万7,860円。 6の附帯事業費用の合計額は、121万8,163円で、附帯事業収支は117万9,697円となりました。 以上のことから、経常収益はマイナス522万7,372円で、当年度純損失は552万7,372円となりました。前年度繰越利益剰余金が1億2,241万5,711円でございますので、当年度末処分利益剰余金は1億1,718万8,339円となりました。 次の3ページは、貸借対照表でございます。 次の4ページをお願いしたいと思いますが、上段は剰余金計算書でございます。下段に剰余金処分計算書(案)がございます。ごらんをいただきたいと思います。 当年度未処分利益剰余金1億1,718万8,339円は、積み立てをしないで全額を当年度繰越利益剰余金とするものでございます。 次の5ページ、6ページでございますが、収益費用明細書、7ページは固定資産明細書、固定負債明細書、企業債明細書でございます。 次の8ページからは事業報告書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上が議案第65号でございます。 次に、議案第66号、平成20年度茅野市水道事業決算の認定並びに剰余金の処分についてお願いいたします。 別冊の決算報告書の1ページをお願いいたします。 1ページから10ページまででありますが、事業報告書でございます。またごらんをいただきたいと思います。 11ページをお願いいたします。決算報告書でございます。 収益的収入及び支出でございますが、12ページの決算額の欄をごらんいただきたいと思います。 収入は、第1款水道事業収益12億6,871万4,938円。 支出は、第1款水道事業費用9億6,670万2,934円でございます。 13ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。 同じく14ページの決算額の欄をごらんいただきたいと思います。 収入でございますが、第1款資本的収入1億2,774万2,324円。 支出でございますが、第1款資本的支出4億5,266万2,700円でございます。 資本的収入が資本的支出額に対し不足する額3億2,492万376円は、損益勘定留保資金、建設改良積立金、減債積立金及び消費税資本的収支調整額で補てんをいたしました。 15ページをお願いいたします。損益計算書でございます。 1の営業収益の合計は、11億7,147万9,050円。 2の営業費用の合計は、8億6,471万9,393円。営業利益は、3億675万9,657円となりました。 3の営業外収益の合計は、4,017万1,339円。 4の営業外費用の合計は、5,986万7,076円で、営業外収支は、マイナス1,969万5,737円となりました。以上により、経常利益は2億8,706万3,920円となりました。 5の特別利益、そして6の特別損失はありません。 当年度の純利益ですが、2億8,706万3,920円で、前年度の繰越利益剰余金がありませんので、当年度未処分利益剰余金は2億8,706万3,920円でございます。 16ページは、剰余金計算書でございます。 17ページをお願いいたします。剰余金処分計算書(案)でございます。 当年度未処分利益剰余金2億8,706万3,920円のうち、減債積立金に2億3,706万3,920円、建設改良積立金に5,000万円を積み立て、翌年度繰越利益剰余金はゼロ円とするものでございます。 18ページ、19ページは貸借対照表、20ページから23ページは収益費用明細書、それから24ページ、25ページは固定資産明細書、26ページ、27ページは企業債明細書でございます。またごらんをいただきたいと思います。 以上が議案第66号でございます。 次に、議案第67号、平成20年度茅野市下水道事業決算の認定並びに剰余金の処分についてお願いいたします。 別冊の決算報告書の1ページをお願いいたします。 1ページから11ページまでは事業報告書でございます。またごらんをいただきたいと思います。 12ページをお願いいたします。決算報告書でございます。 収益的収入及び支出でございますが、12ページの決算額の欄をごらんください。 収入でございますが、第1款下水道事業収益23億1,182万4,536円。 支出でございますが、第1款水道事業費用22億2,417万9,706円でございます。 14ページ、15ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。 15ページの決算額の欄をごらんください。 収入は、第1款資本的収入16億9,985万9,100円でございます。 支出は、第1款資本的支出27億4,756万4,627円でございます。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10億4,770万5,527円は、損益勘定留保資金及び消費税資本的収支調整額で補てんをいたしました。 16ページをお願いいたします。損益計算書でございます。 1の営業収益の合計は、11億3,808万3,597円。 2の営業費用の合計は、15億6,206万6,204円。営業利益は、マイナス4億2,398万2,607円となりました。 3の営業外収益の合計は、11億1,954万8,651円。 4の営業外費用の合計は、6億1,302万3,731円でございます。営業外収支は5億652万4,920円となりました。以上によりまして、経常利益は8,254万2,313円となりました。 5の特別利益と6の特別損失はありません。 当年度純利益でございますが8,254万2,313円で、前年度繰越利益剰余金がありませんので、当年度未処分利益剰余金は8,254万2,313円となりました。 17ページでございますが、剰余金計算書でございます。 18ページをお願いいたします。剰余金処分計算書(案)でございます。 当年度未処分利益剰余金8,254万2,313円の全額を減債積立金に積み立て、翌年度繰越利益剰余金はゼロ円とするものでございます。 19ページ、20ページでございますが貸借対照表、21ページから23ページは収益費用明細書、24ページ、25ページは固定資産明細書、26ページから32ページは企業債明細書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上が議案第67号でございます。 次に、議案第68号、平成20年度茅野市泉野大日影財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 別冊の決算書の1ページ及び2ページをお願いいたします。 歳入の収入済額合計でございますが217万3,144円、歳出の支出済額合計は74万2,813円、歳入歳出差引残額は143万313円でございます。 3ページ以降は事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上が議案第68号でございます。 次に、議案第69号、平成20年度茅野市豊平下菅沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 別冊の決算書の1ページ及び2ページをお願いいたします。 歳入の収入済額合計でございますが598万2,929円、歳出の支出済額合計は473万6,635円、歳入歳出差引残額は124万6,294円でございます。 3ページ以降でございますが事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。ごらんをいただきたいと思います。 以上が議案第69号でございます。 次に、議案第70号、平成20年度茅野市米沢鋳物師屋財産特別会計歳入歳出決算の認定についてお願いいたします。 別冊の決算書の1ページ及び2ページをお願いいたします。 歳入の収入済額合計は97万6,317円、歳出の支出済額合計は95万8,611円、歳入歳出差引残額は1万7,706円でございます。 3ページ以降は事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書でございます。 以上が議案第70号でございます。 以上で議案第60号から議案第70号までの説明を申し上げました。御審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) ただいま説明のありました11議案の質疑は、9月7日から行いますが、申し合わせによる通告制による決算大綱質疑を行いますので、特に本会議で質疑を要する方は、お手元に配付してあります決算大綱質疑通告書により、8月27日の午後5時までに議長あてに提出するようお願いいたします。 なお、決算大綱質疑では、予算決算委員会の中で質疑できる内容につきましては、避けていただくようお願いいたします。 それでは、これより監査委員から決算監査報告をお願いいたします。 牛山代表監査委員、御登壇をお願いいたします。        (監査委員 牛山武明 登壇) ◎監査委員(牛山武明) それでは、監査委員を代表して決算審査の報告をさせていただきます。 決算審査意見書をごらんいただきますが、特に一般会計、特別会計では35ページ、そして公営企業会計は64ページ、そして74ページ、そして92ページの結びのほうに概要を記載してございますので、それに従って要約して報告をさせていただきます。 当年度の決算審査の実施状況は、例年のごとく一般会計、特別会計、企業会計、そして財産区会計合わせて54会計につきまして、7月27日から8月11日までの11日間、北原、大久保両監査委員とともに審査を実施をいたしました。 審査の結果につきましては、審査に付された各会計歳入歳出決算、各会計歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金運用状況調書は、いずれも法令に規定された様式により作成されており、記載数値は収入内訳簿、支出内訳簿、証書類、財産台帳等と符合し、正確であることを認めました。 また、各会計の決算内容及び予算執行状況につきましては、適正であると認めました。 当年度の決算規模の概要等につきましては、既に長田企画総務部長から説明がありましたし、また決算審査報告書にも記載してございますのでごらんをいただきたいと思いますが、当年度の決算状況は、一般、特別会計総額で歳入277億1,697万円余り、それから歳出266億5,811万円余りと、前年度に比較して歳入33億7,135万円、10.8%、そして歳出で34億588万円、11.3%と前年度に比較してともに減少しております。 実質収支額は9億5,760万円余りの黒字となっておりますが、前年度に比較しますと1,383万円余で1.4%減少しております。 次に、平成20年度の財政状況について見ますと、歳入では基幹自主財源である市税が、景気悪化の影響により法人市民税が大きな減額となりましたが、市税全体としては前年度とほぼ同額の収入額となりました。また、景気悪化を受けた経済対策の目的などから、地方交付税、地方特例交付金、国庫支出金の収入額が増額となっております。歳出では、経済対策により商工費の支出が増額となっているほか、教育費、消防費などの支出が増額となっております。 普通会計における財政指数で見ますと、まず財政基盤の強弱を示す財政力指数は0.718で、前年度より0.014ポイント上昇しております。 次に、財政構造の弾力性を示す経営収支比率は89.8%で、前年度より3.0%上昇しております。これは主として市税、地方交付税を中心とする経常一般財源の増額に対して、補助費、扶助費等の経常経費の支出が大きく増額となったことによるものであり、財政の弾力性が年々減少していることを示しております。経常収支比率の上昇を抑えることは、現状では大変難しいことですが、財政運営においてできる限りの努力を望むものであります。 また、市債の償還残金及び利子の標準財政規模に対する割合を示す公債費比率は15.3%で、前年度より0.4%上昇し、起債制限比率は9.5%で、前年度より0.5%低下しております。これまで借り入れをした市債については、借入残高は平成17年度のピークを過ぎ、年度ごとの元金償還額もほぼピークを迎えております。 今後の起債に当たっては、必要性と将来負担を十分検討し、繰上償還も含め、また財政改革を進めるに当たって市債残高の削減に努め、より一層計画的な対応を望むものであります。 以上の財政指数から見た財政状況は、財政力指数、起債制限比率については前年度よりよい値となっており、公債費比率は若干値が高くなっております。経常収支比率は年々悪化の傾向にありますが、これは全国的な傾向であり現在の財政構造上、やむを得ない感があります。当市としては、長期的債務負担行為に匹敵する固定費的な経費の抑制と削減などを特に望むものであります。 なお、昨年度から算定が義務づけられた健全化判断比率等については、別の項で報告をさせていただきます。 今後は、各施設が耐用年限を迎え、そのリニューアル化に要する費用、経費は、莫大なものになると予想されます。施設の老朽化に伴う長期的なメンテナンス及びその資金確保の計画を中核として、財政運営の中長期的計画を正確に立て、健全財政の維持と国民福祉の向上の両立に尽力されることを希望いたします。 なお、審査意見のうち、全庁的な共通事項について若干申し上げたいと思います。 第1点は、例年意見として申し上げておりますが、市税、使用料等の徴収、また貸付金の回収等については、日々努力をされているところでありますが、いろいろな要因から年々未収額が増加する傾向にあります。平成20年度の税についてみれば、市税の徴収率は前年度より1.01%低下しており、未収入額は前年度より1億2,266万円増加し、総額は12億2,196万円と、平成20年度の調定額の1割を上回る額に達しております。 また、国民健康保険税は、収納率が前年度より4.31%低下し、未収入額は4億6,632万円となっております。各種未収金の解消を図ることは、公平性の確保という点から極めて重要な事柄であり、また財源確保という面から考えれば、自治体運営の基本となる事柄であります。 茅野市の徴税費は、市税1,000円当たり35円90銭と、他市と比較しますと若干多目の状況に推移しております。一般会計の不納欠損額は昨年度4,700万円、そして本年度4,400万円であります。徴税費の増額を図っても不納欠損の解消に努めることは、より市税の公平性を高めることになります。 また、一たん滞納繰り越しになりますと、滞納繰越分の収納率は11%前後と極度に低下することになります。滞納繰越としないよう現年度の段階でいかに未収入金を回収するか、収納強化について担当課と特別収納整理室の強力な連携のもとに、組織全体で取り組まれるよう希望いたします。 第2点でございますが、公金の取り扱いについてであります。昨年も申し上げましたけれども、公金の取り扱いについては、各種法令、茅野市財務規則及び平成18年度に策定した公金等取扱標準マニュアルに基づき処理が行われております。公金等の管理体制のより一層の明確化、不正取り扱いの再生防止のため、外郭団体の会計管理を中心に更なるチェックを行うとともに、管理体制の厳格化を要望するところであります。 次に、臨時職員の雇用についてでありますが、臨時職員の任用に際しては、臨時職員本来の意味を再確認するとともに、任用の必要性のチェックをより厳格に行い、正規社員と臨時職員の勤務条件の差異が、改正されたパートタイム労働法に準拠したものかどうか再検討し、改正法に従った雇用管理が行われるよう望むものであります。 昨年に引き続き指定管理者制度についてでありますが、当市においても指定管理者制度が導入され、既に指定管理者の経営に切りかえた施設が幾つもあります。既に指定管理者に指定していた白樺湖温泉株式会社のすずらんの湯については未納額が発生しており、その対応が複雑化しております。今後の指定管理者の導入はさらに進むものと考えますが、導入の適否について慎重に判断し、導入する場合には協定の内容を十分精査し、指定機関の経営計画書の提出などを求め、その内容を十分検討され、責任関係をより明確にされることは重要であると考えております。 経営の移行後は、指定管理者の経営計画に従った実績を、定期的に報告させることにより常に実態を把握し、また指導・助言する担当部署の組織を早急に確立するとともに、指定管理者の経営努力により業績向上が図られると同時に、市民へのサービス向上などその制度の目的が十分に達成されるよう要望いたします。 また、審査意見のうち、個別の特記事項について若干申し上げます。 まず1としまして、特別養護老人ホームふれあいの里の介護職員についてであります。法定人員は確保されておりますが、勤務実態については、職員が常時不足状態になっておるようです。特別養護老人ホームの介護現場という夜勤もある厳しい職場環境においては、必要最低限のゆとりを持って勤務することが何よりも必要であると考えます。ひいては、それが入所者に対する介護の充実につながる、最も重要な事柄であります。 また、介護職員の半数が臨時職員であるという状態を考えるとき、人員確保を含め労働条件について改善すべきところは改善し、施設の独立採算を前提にしたバランスのとれた経営により、住民の期待にこたえられるよう要望をいたします。 その次に、福祉21ビーナスプランで10年目を迎え、現在第2次計画の策定作業が進められているということですが、この計画の骨格とも言える四つの保健福祉サービス地域及びサービスセンターも、設置が既に10年を迎えております。これまでの経験をもとに第2次茅野市地域福祉計画の中にどのような位置づけでいくのか、第2次計画のかぎとなるものと考えております。四つの保健福祉サービスセンターが、それぞれ独立性と責任性、そして業務の完結性を整えた健康福祉の拠点施設として位置づけられることを希望をいたします。 次に、財産区の関係でございますけれども、財産区所有地の別荘地についてであります。別荘地内の幹線道路である市認定道路の改良・改修工事費の費用は、開発業者が協定書により全額負担となっておりますが、開発業者が撤退したエリアについては、最近取り交わした覚書によりますと市が70%、財産区が30%の負担割合となっております。しかしながら、今後開発業者撤退に伴う市の財政負担増大の可能性や道路建設の本来の目的を考慮すれば、財産区における基金の積み立て等の促進を含めて、費用負担のあり方について再検討が必要であると考えております。 また、財産区は地方自治法第1条の3第3項に規定された特別地方公共団体であります。したがいまして、その取り扱うお金は公金となります。特に支出については、十分留意されるよう要望をいたします。 次に、白樺湖温泉総合施設すずらんの湯についてであります。同施設の指定管理者である白樺湖温泉株式会社の温泉施設賃貸料の未収額については、確実に収納されることを希望いたします。 また、解散した白樺湖観光協会から茅野市への未納金につきましても、法的には市に請求権がないということでありますが、道義的な責任は当然あるものと考えております。少しでもその回収に努められるようあわせて要望いたします。 なお、白樺湖観光協会の解散についてでありますが、茅野市観光連盟の一翼を担われた由緒ある協会であります。当然観光連盟と市等との協議が十分なされた上で結論に達したかどうかということに対しては、若干私ども疑問に思われております。今後の観光行政について、観光連盟、観光協会、市関係部局の連携の再構築が重要課題と思っております。 次に、職員の退職手当等についてでありますが、平成19年度、平成20年度とも5ないし6億円が支払われ、今年度以降数年間は3億から5億円の支払いが見込まれております。これらの支払いに対応するためには、計画的な財源確保が何よりも必要であると考えております。全職員に対する退職手当支給予定額、平成20年度末では46億円と試算されております。職員退職手当基金の積立額は、現在3億円強しかございません。こうした中での基金の積み立てのルールを決めて積み立てを行い、退職金の支払いに充てられるよう要望をいたします。 基金積立金がふえることは、健全化判断比率の将来負担比率の低下要因ともなり、財政健全性を高めることになります。ぜひ検討されるよう要望いたします。 なお、参考までに現在の将来負担比率、後ほど報告がありますが、119.3%になっております。この119%の占める割合の中の退職手当支給予定額の割合は、37.7%ということになります。 最後に、公営企業会計について若干監査意見を申し上げます。 59ページの監査結果とそれぞれの結びのページをごらんいただきますが、茅野市国民健康保険診療所特別会計についてですが、まず64ページの結びの欄をごらんいただきますが、13年度の診療所開設以来初めて赤字決算となり、522万円余の純損失を計上したということであります。 それから、茅野市水道企業会計でございますが、74ページの結びをごらんいただきますが、特に水道料金の未収解消でありますが、過年度分8,196万円余に現年度分2,123万円余の1億320万円が現在滞納額であります。記載がありませんが、参考までに申し上げますと、各水道の利益状況は、市水道が2億8,950万円、蓼科水道が1,610万円、白樺水道がマイナスの1,860万円であります。 茅野市下水道会計についてでありますが、92ページの結びをごらんいただきますが、下水道使用料及び受益者負担の未収額の解消についてであります。使用料については水道料金と同様のことでございますが、特に受益者負担金の特殊性にかんがみ、1,200万円余の滞納があります。実態調査により解消に努められることを希望をいたします。 以上、監査に当たって意見を申し上げましたけれども、これで監査審査報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(島立雄幸) ただいまの監査報告に対し、特に質問がありましたならお願いいたします。 質問はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 牛山代表監査委員、ありがとうございました。--------------------------------------- △日程第6 諮問案件 △諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(島立雄幸) 日程第6、諮問第1号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを、議題といたします。 説明を求めます。 市長。        (市長 柳平千代一 登壇) ◎市長(柳平千代一) 諮問第1号は、人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるものでございます。 人権擁護委員の方々には、地域社会におきまして基本的人権の擁護と自由人権思想の普及高揚の取り組みに携わっていただいているところでございます。 委員の委嘱の手続でございますが、人権擁護委員法に基づきまして、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権問題に理解のある方の中から、議会の意見をお聞きした上で候補者を法務大臣に推薦し、法務大臣から委嘱がされることになっております。 現在、茅野市には、7名の委員さんがいらっしゃいますが、このうち牛山福太郎さん、伊藤敏夫さん、伊藤千佳子さんの任期が12月31日で満了となります。 そこで、2名の方の再推薦と新たに1名の方の推薦について議会の同意をお願いするものでございます。 お1人目の方は、伊藤敏夫さんであります。年齢は67歳で長く教員として勤務なされ、岡谷北部中学校校長を最後に平成14年に退職されました。退職後は、茅野市教育委員会学習企画課において読書担当をお務めいただいておりました。現在は子どもの人権専門委員として、また読りーむinちのの会員として御活躍をされております。 お2人目の方は、伊藤千佳子さんであります。年齢は64歳で現在、有限会社丸井伊藤商店の取締役をお務めになっておられます。また、これまでに茅野市消費者の会の副会長、茅野市連合婦人会副会長等の要職をお務めになり、現在は茅野商工会議所女性会副会長につかれております。 次に、新たに今回推薦をお願いする1名の方を御紹介いたします。 お名前は北澤平吉さんであります。年齢は52歳で、慶応大学卒業後民間企業等にお勤めされ、本年5月に北澤司法書士事務所を設立し、司法書士として御活躍をされております。 以上、御紹介いたしました3名の方を、人権擁護委員の適任者として法務大臣に推薦いたしたく議会の同意をお願いするところでございます。 なお、任期につきましては、委嘱された日から3年間であります。よろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 本案は、人事に関する諮問案件であります。 委員会付託を省略し即決することに、御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、即決することに決しました。 質疑、討論を同時に行います。 質疑、討論はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 諮問第1号について、これに同意することに御異議ありませんか。        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 御異議ないものと認め、諮問第1号は、これに同意することに決しました。--------------------------------------- △日程第7 報告案件 △報告第8号 専決処分の報告について ○議長(島立雄幸) 日程第7、報告第8号、専決処分の報告についてを、議題といたします。 説明を求めます。 企画総務部長。        (企画総務部長 長田博文 登壇) ◎企画総務部長(長田博文) それでは、報告第8号、専決処分の報告についてお願いいたします。 地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定された事項について次のとおり専決処分をさせていただきましたので、同条第2項の規定により報告させていただくものでございます。 内容については4件ございます。 まず1番でございます。専決処分の年月日は、平成21年6月5日で、損害賠償額は11万6,256円でございます。 事件の概要でございますが、平成21年4月24日午後3時30分ころ、茅野市宮川7048番地2付近において、坂室から鏡湖へ上っていく道路でございます。道路清掃車が処分場へ向かう途中、被害者の運転する軽自動車とすれ違う際、道路清掃車右側後輪と被害者車両右側後方部が接触し損害を与えたものでございます。 次に、2番でございますが、専決処分の年月日は、平成21年7月21日で、損害賠償の額は14万5,701円でございます。 事件の概要でございますが、平成21年6月25日午後4時ころ、茅野市北山鹿山大滝キャンプ場付近において、被害者の運転する乗用車が通行中、道路横断溝のグレーチングが跳ね上がり、被害者車両のマフラー等に損害を与えたものでございます。 次に、3番でございます。専決処分の年月日は、平成21年7月31日で、損害賠償の額は5万8,358円でございます。 事件の概要でございますが、平成21年6月12日午前10時ころ、茅野市塚原一丁目10番6号、永明中学校2号館北側職員駐車場において、同校職員がワイヤー式草刈り機を使用し草刈りを行っていたところ、小石が四方に飛び散り被害者が駐車していた乗用車の後部ガラスに小石が当たり、ガラスに穴があきひびが入る損害を与えたものでございます。 次に、4番でございますが、専決処分の年月日は、平成21年8月3日で、損害賠償の額は8万5,890円でございます。 事件の概要は、平成21年7月1日午前7時50分ころ、茅野市玉川927番地241付近において、小泉区内でございます。市道に敷設されている水道本管から漏水があり、漏水修理工事までの間、事故防止のためバリケードで囲っておきましたが、想定の範囲を超えて道路がぬかるみ、被害者の運転する軽自動車の右側前輪を陥落させ、アルミホイールとブレーキディスクに損害を与えたものでございます。 報告第8号は、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) 報告第8号について、質疑がありますか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 質疑を終結いたします。 報告第8号について、以上のとおり了承することといたします。--------------------------------------- △報告第9号 平成20年度健全化判断比率及び資金不足比率について ○議長(島立雄幸) 報告第9号、平成20年度健全化判断比率及び資金不足比率についてを、議題といたします。 説明を求めます。 企画総務部長。        (企画総務部長 長田博文 登壇) ◎企画総務部長(長田博文) それでは、報告第9号、平成20年度健全化判断比率及び資金不足比率についてお願いいたします。 地方公共団体の財政の運営に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告させていただくものでございます。 めくっていただきまして、別紙1をお願いいたします。 まず、実質赤字比率でございますが、一般会計は黒字でございます。したがいまして、比率は算出されません。 次に、連結実質赤字比率でございますが、対象となる会計は記載のとおりでございます。全会計とも黒字で、実質赤字額はございませんので比率は算出されません。 次に、実質公債費比率でございますが、11.5%でございます。説明欄をごらんいただきたいと思います。比率は起債の計算式によりまして計算いたします。平成18年度が11.2%、19年度が11.9%、20年度が11.6%でございます。この3カ年の平均とされておりますので先ほどの数値となるわけでございます。判断基準の早期健全化基準、財政再生基準より下回ってございます。 次に、将来負担比率でございますが、119.3%でございます。説明欄の計算式で算出をいたします。判断基準の早期健全化基準より下回ってございます。 めくっていただきまして、別紙2をお願いいたします。 資金不足比率でございます。水道事業会計、下水道事業会計、国民健康保険診療所特別会計とも資金の不足額は生じてございません。比率は算出されません。 以上、いずれの指標も判断基準をクリアしてございます。 めくっていただきまして、資料1から資料3でございますが、平成18年度、19年度、20年度の各年度の実質公債比率の算出明細でございます。 それから、資料4は、平成20年度末の将来負担比率の算出明細でございます。ごらんをいただきたいと思います。 報告第9号は、以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(島立雄幸) この件につきましては、8月31日に予定されております全員協議会において、詳細説明及び質疑をお願いすることになっていますので御了承ください。 それでは、監査委員から審査結果の報告をお願いいたします。 牛山代表監査委員、御登壇をお願いいたします。        (監査委員 牛山武明 登壇) ◎監査委員(牛山武明) それでは、健全化判断比率及び資金不足比率の審査の意見書をごらんいただいて発表させていただきますが、決算審査意見書とその下に財政健全化審査意見書というふうなことでつづり込んでありますが、104ページをごらんいただきたいと思います。 それでは、説明させていただきます。 第1でございますけれども、審査の対象は、健全化判断比率。(1)としまして、実質赤字比率、連結実質赤字比率、それから実質公債費比率、それから将来負担比率、それからもう1点は資金不足比率、この5点を審査の対象にいたしました。 審査の実施日は、21年8月11日でございました。 次に、審査の方法及び概要ですけれども、この健全化判断比率及び資金不足比率の審査は、市長から提出された健全化判断比率及び資金不足比率並びに各比率算定様式及び算定の基礎となる事項を記載した書類が、適正に作成されているどうかを主眼として、使用された数値をすべて確認し実施をいたしました。 審査の結果でありますけれども、以下に記載する意見は、3人の監査委員の合議により決定したものであります。 まず、総合意見を申し上げます。審査に付された下記健全化判断比率及び資金不足比率並びに各比率算定様式及び算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めます。 記として、そこに表がございますけれども、まず健全化判断比率でございますが、実質赤字比率は黒字のためございません。 それから、連結実質赤字比率についても、同様でございます。 ③の実質公債比率ですけれども、これは11.5%、早期健全化比率の範囲内、25%の範囲内でございます。 それから、次に将来負担比率119.3%、これは早期健全化基準の枠は350%でございます。 次に、資金不足比率につきましては、水道事業会計、下水道事業会計、それから国保診療所特別会計ともども資金不足はございません。 次に、個別意見でございますけれども、今この表に従った部分についてでございます。 まず1としまして、実質赤字比率につきましては、平成20年度は対象となる普通会計の実質収支額が6億3,804万6,000円の黒字となっており、実質赤字比率の算出対象外であり、数値なしとなっております。 次に、連結実質赤字比率についてでありますが、平成20年度分は対象となる普通会計、国民健康保険特別会計、老人医療特別会計、後期高齢者医療特別会計、ふれあいの里特別会計、水道事業会計、下水道事業会計及び国民健康保険診療所特別会計における実質収支額及び資金不足額、資金剰余額の合計額は41億395万9,000円の黒字となっており、連結実質赤字比率の算出対象外であり、数値なしとなっております。 次に、実質公債費比率についてでありますが、平成20年度の実質公債費比率は11.5%となっており、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回っております。 次に、将来負担比率でございますが、平成20年度の将来負担比率は119.3%となっており、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回っております。 次に、資金不足比率についてでありますが、平成20年度は比率の算定対象となる水道事業会計、下水道事業会計及び国民健康保険診療所特別会計の3会計は、それぞれ資金不足を生じておらず剰余金を計上しており、資金不足比率の算出対象外で数値なしとなっております。 次に、是正改善を要する事項ということで若干そこに記させていただきました。今回実施した平成20年度の健全化判断基準及び資金不足比率の審査においては、審査対象であるすべての比率について早期健全化基準等の判断値をクリアしており、茅野市の財政はこの比率の範囲内においては良好な状態にあるものと考えております。 しかしながら、現在の財政運営は大変厳しいものがあり、今回審査対象とした比率の健全性判断のみでは、必ずしも当市の財政状況のすべてを判断できるものではないとも考えております。 現在はいろいろな意味において過渡期にあります。今後の行財政のあり方について模索が行われておりますが、このような状態において発生した昨今の米国の金融危機に端を発した世界的な経済・景気の悪化は、当市にも大きな影響を及ぼしました。先行きが不透明な時期に入った今日、今後の財政計画とその運営において、これまで以上に将来負担比率と実質公債費比率の健全性の維持に意を払われるよう、特に要望いたします。 以上、監査意見を申し上げました。ありがとうございました。 ○議長(島立雄幸) ただいまの監査報告に対し、特に質問がありましたらお願いしたいと思います。 質問はありませんか。        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(島立雄幸) 牛山代表監査委員、ありがとうございました。--------------------------------------- △報告第10号 株式会社ベルビアの経営状況について ○議長(島立雄幸) 報告第10号、株式会社ベルビアの経営については、配付されておりますが、8月31日に予定しております全員協議会において説明及び質疑を行いますので御了承ください。--------------------------------------- △日程第8 請願・陳情 ○議長(島立雄幸) 日程第8、請願・陳情につきましては、お配りしてあります別紙付託表のとおり各委員会へ付託いたします。 以上をもって本日の日程は終了しました。 これをもって散会といたします。 大変お疲れさまでした。        午後4時56分 散会...